
おだしプロジェクトとは
「まずは自分の身近にあるものを大切にする心」を育てていくためのプロジェクトです。
テレビやインターネット、SNSなど、近年私たちの周りには様々な情報が飛び交っています。
しかしその中に自分の人生に必要な情報はどのくらいあるのでしょう。
外からの空虚な情報に振り回されて自分にしか無いものを見失うことはとても勿体ないことだと思います。
海外から様々な食文化が入ってきたことで私たちの食卓は一見華やかになったように感じます。しかし華やかさを追いかけるあまりに食べ物の本質である「自然のまま」を蔑ろにすることは果たして真っ当な生き方なのでしょうか。
日本には素晴らしいだしの文化があります。昔ながらの味噌や醤油、そうした調味料もまた日本にしか無いものです。
おだしプロジェクトでは
『日本にしか無い「本枯れ節」を「鰹節削り器」で削る』
という手作業を通して、様々なことを感じてもらっております。言葉や知識は忘れてもよいのです。しかし体験は身体に刻まれます。美味しいという記憶も。
しかもおだしプロジェクトに参加をすれば本枯れ節でだしをとることはとても簡単だということもわかってもらえることと思います。2014年に本枯れ節削りの活動を始めてから今日までの間に、使い始めた人から人へ口コミで広がっているのが何よりの証明と思います。
私たちの身体は「お母さん」の身体から血肉を分けてもらって出来上がった「自然の逸品」です。その身体を作る材料としてわざわざお金を出して化学物質入りの食べ物を選ぶ必要があるのでしょうか。
まずは一番身近な自分の身体を大切にすることが、生きる上で大切な最初の一歩であり、土台と思います。
自然素材から取るおだしを通じて、自分が今大切にするべきものを身近に見つけることができたら。
自分にも人にももっともっと優しくなれたら。
遠くの情報や見知らぬ人よりも、身近な自分や家族や友人を大切にする心がどんどん広がっていくようにとの願いを込めて、おだしプロジェクトは2020年4月に一般社団法人化をし、活動がどんどん広がる仕組みを作りました。
おだしプロジェクトはどなたでも気軽に参加できるプロジェクトです。
すでに「おだしさん」として美味しくて簡単なおだしを広めている方々が全国にたくさんおります。
まずは一度、日本にしかない本枯れ節を手に取って、削って、お湯をかけて飲んでみませんか。
おだしプロジェクトはあなたのご参加を心よりお待ちしております。